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  • 執筆者の写真藤居 昌幹

自然を畏れる

暴風、豪雨、洪水、高潮、土砂災害、竜巻、豪雪、地震、津波、火山噴火など

日本列島は、地球上の他の地域に比べると

自然災害に見舞われる頻度が高い。


一方で、海上を通過する台風の暴風雨は

海の水をかき回して水中に酸素を取り込むなどの作用が働き

水産資源が豊かに育つと聞いたことがある。


また、豪雨は洪水をもたらすなど困りますが

日本列島ほど水に恵まれている土地は

地球上ではそう多くない。


このように考えると

自然災害は脅威ではあり被害も大きいが

一方で自然の恩恵も受けていると言える。


自然災害から身を護る

脅威と恩恵が表裏一体とは、何とも歯がゆい話ですが

私たちはこのような自然災害からどのように命を守るのか。

少し考えてみようと思います


自然災害にはどこで遭遇するかわからない。

特に、地震などは事前の予報も無く、突然の大きな揺れに見舞われてします。

大切なことは、情報を的確に把握し、危険な場所から避難する。


台風などの情報があれば、出張日時を変更するなどの手を打つことも大事だと思う。

とにかく危険を感じるところへは行かないことだと思う。

自分の身に何か起きてからでは、取返しもつかない。


土地や家の選び方

地名は、その土地の元の姿を現していて、その土地に昔何があったのかが分かる。

沼・難・川など、よく注意すれば、地名から危険性を知ることができる。

土地や家の購入を検討されている方は、参考にしてネットで調べてください。


新築や改修するときなどは、最新の耐震・制振の技術情報を検索してください。

地盤も、本当に信頼できる業者かどうかをよく調べて、調査を依頼してください。

地盤と基礎、建物の耐震構造、制振工法をよく勉強して、ベストな選択をしてください。


土地の場所、地盤と基礎・耐震構造、制振工法のベストが選択出来れば

自宅に居るときは、安全が担保されますし

大きな災害に見舞われても、命は護られ、その家に住み続けることが可能となります。


自然に畏敬の念を抱く

やはり大切なことは、自然に畏敬の念を抱くことです。

どんなに科学技術が発達しても、科学は万能ではなく

大きな自然の猛威の前には無力となることがあります。


私たち人間は、大宇宙のなかの小宇宙であります。

何それって思う方もいらっしゃるかも知れませんが

私たちは自然から誕生し、自然に還って行くのです。


自分の身を護る上で、最も大切なことは

自然を甘く見ないこと、自然を正しく畏れることだと思います。

この感性を持つか持てないかで、行動の判断が分かれてきます。


台風の予報で、新幹線の運行に影響が出るという情報があったとき

それでも出かける人、それなら取り止めて予定変更する人に大きく分かれます。

入手した情報を判断するのは自分なのです。


最近、日本各地で大きな地震が多発しています。

台風が日本列島に近づく頻度が増え、勢力も大きくなる傾向にあります。

東南海大震災がいつ起きてもおかしくない時期に差し掛かっているとも言われています。


自然の猛威に完全に対処することは出来ないと思われます。

考え方を変えれば、自分の身を護る行動を習慣化することは出来るでしょう。

日頃から、防災の意識を高く持つことも出来るでしょう。


私は、自然に畏敬の念を抱くこと

自然の恩恵に感謝する生き方をすることが

結果として、自分の身を護る行動が自然と身についていると考えています。


報恩感謝


木輪株式会社

代表取締役 藤居昌幹


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