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執筆者の写真藤居 昌幹

山の日

2020年8月10日


山の日は、日本の国民の祝日の一つとして

平成28年(2016年)1月1日施行の

改正祝日法で新設されました。今年で7回目です。

日付は8月11日ですが

オリンピックに関連した特措法により

今年は8月10日です。

祝日法では

山に親しむ機会を得て、山の恩恵に感謝する。

ことを趣旨としています。

少し、山について考えてみたいと思います。

皆さんにとって

山とはどのような存在でしょうか。

住んでいる地域によっても違うと思います。

山に住んでいる人であれば、山は生活の場所そのものであり

恩恵も感じるでしょうけど、自然災害の脅威もあるなど、

人それぞれによって違うでしょう。

都市に住んでいる人にとっては

日常とはかけ離れた存在であり

休暇を利用して登山や森林浴に出かける存在でしょう。

私の場合は、琵琶湖の畔に住んでおり

車で30分くらいの距離にある妻の実家は山の入り口にあります。

妻の実家は林業なので身近な存在と言えます。

それぞれにより違う存在ですが、

実は共通しているところがあります。

その一つは

森林の状態は下流の海や湖の水質と関連があり

漁獲高に影響があるとのこと。

つまり

森林が健全で無くなれば

私たちの生活に少なからず影響があるということ。

そして、もう一つ気になることは。

この半世紀

治山治水ということを疎かにしています。

近年、豪雨などの自然災害が頻繁に起きますね。

その被害も年々大きくなっているように感じるのは

私だけでしょうか。

皆さんは、朝陽を拝む習慣があるでしょうか。

地球という惑星は、太陽という恒星のエネルギー無くして

私たちは生きて行けません。

古代の日本人は

それを直感で感じて知っていたようです。

凄いことだと思いませんか。

話をもとへ戻します。

私たちが、山という大自然の恩恵を享受する

利益の大きさは計り知れません。

今、森林は悲鳴を上げています。

それが、自然災害として現れていると

認識してみてください。

今年還暦を迎える私は

来月、9月9日に満60歳を迎えます。

これまでの経験を活かして恩返しの始まりです。

特に、自然の恩恵を忘れず

悲鳴を上げている森林の再生

林業の蘇生に取り組みます。

皆さんにお伝えしたいことは

森林に関心を持ってください

ということです。

私たちの子孫への最高の贈り物は

豊かな自然環境を

出来るだけいい状態で渡すこと。

私はそう思っています。

それには、林業の蘇生は避けて通れない道です。

そのことを理解してください。

報恩感謝

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