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森を知っていますか

北から南まで

南北に長い日本列島には

さまざまな表情をもった森林があります。

 

北は北海道。

針葉樹と広葉樹も混じった森林の春は

紅葉と見まちがえるほど色あざやかです。

 

本州最北端の下北半島。

人工林の青森ヒバや秋田スギの森は

どこまでも静かで樹木は整然とたたずんでいる。

 

一方で、身近な里山を歩いていると

手入れもされず放置された林を見ることもしばしば。

林床に草さえ生きられない森がある。

 

雨が降れば

樹木も土も流されてしまう。

これもまた、現在の日本列島の森林の姿です。

 

日本の森林率をご存知ですか。

85%、67%、55%、30%、10%以下。

さて、どの数字が正解でしょうか。

 

ある大学での話です。

上記の数字を言って「正解」を質問してみると

大半の大学生が「10%以下」と答えたそうです。

 

日本の森林率の正解は、67%。

 

諸外国の森林率と比べてみると

カナダは54%、アメリカは32%、中国は14%、イギリスは10%。

森林率の高い国は、フィンランドの76%、スウェーデンの68%など。

 

日本列島が森の島々ということがよくわかります。

でも、これを一人当たりの面積で計算すると

日本は0.2haかありません。

 

諸外国と比較してみると

カナダは16.9ha、アメリカは1.14ha、フィンランド4.56haなど。

隣国の中国は0.11ha。

 

数字だけで単純に計ることはできませんが

森林は水を涵養し、田畑を潤し、私たちを支えています。

森林が与えてくれる恵みとは何か。

 

その森林を守っているのは誰か。

急峻な山々を何世代にもわたり堂々と営む林業とは。

森林を知ることから始めてみましょう。(令和2年2月27日につづく)

報恩感謝

 

船浅社長